実用主義でいこう。

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キャッシュレス化の未来ー紙幣もクレカもこの世から無くなる

 

インドが高額紙幣を廃止したのは記憶に新しい。

 

インドでは2016年11月に流通紙幣の86%が廃止され、交換猶予期間中に在外インド人からインド国内に690億ドルも送金させることに成功している。

 

そもそも690億ドルのインド紙幣がインド国外にあるなんて不思議ですよね?

 

高額紙幣と言っても500インドルピーは日本円にすると840円ほどで、日本人の感覚で言うと1000円札以上が全て廃止されたようなものだ。

 

1000円札が無くなってしまったら、支払はどうするのだろうか?

 

現状ではクレジットカードやデビットカードのような手段が考えられるが、さらにインドは2020年までにクレジットカードも不要にするというのだ。紙幣とカードを不要とすることからATMやPOSさえも無くしてしまうという。(MASTERやVISAといった決済手段も違法な資金移動の手助けをするリスクがあると睨まれているからだろう。)

 

つまりキャッシュレス化である。さすがIT先進国と言えるだろう。

 

参考記事

jp.wsj.com

 

そこで次世代の支払い方法として、インドのモディ首相はスマホ用決済アプリ「Bhim」を使った決済を導入する意向を示している。

 

このアプリを「アドハー」(日本で言うマイナンバー)とリンクさせ、指紋認証ですべての決済・取引を行えるようにするというのだ。

 

これは間違いなく世界規模で進行する潮流であると考えるのが自然です。

 

日本もマイナンバー制度が行きわたった後、高額紙幣の廃止から段階的に指紋認証による端末決済が主流になっていくことでしょう。

 

不透明な資金移動や不正資金が撲滅されるのは間違いありません。

 

日本では2025年あたりが節目でしょうか、すでに囲い込みははじまっているのです。

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